「大きくなったり、小さくなったりする」でおなじみ「エビングハウス錯視(ティチェナー錯視)」のパワポでの簡単な作り方です。1分くらいでできます。完成版のパワーポイントファイルも用意しています。心理学の授業用教材にするなど、ご自由にお使いください。
作り方の動画
作り方の動画です。作り方と合わせて、ゆっくり見ながらのんびり作業してみてください。PC環境からご覧の場合、動画右下の「︙」から再生速度が変えられます。
作り方
- 図形→基本図形→円/楕円を選択し、Shiftキーを押しながらマウスをドラッグして、縦横比を1対1のまま拡大して円を描画します。(「図形の塗りつぶし」や「図形の枠線」の色はお好みで設定してください)
- 「1で作成した円」を⌘(WindowsはCtrlキー)とDを押して複製して、サイズを大きくし、「1で作成した円」の左側に配置します。
- 「2で作成した円」を⌘(WindowsはCtrlキー)とShiftとDを押しながら、マウスで右にドラッグして複製し、「1で作成した円」の右側に配置します。(⌘(WindowsはCtrlキー)とDを押して複製した場合、「2」と「3」を選択して、「整列」から「上下中央揃え」をしてください)
- 「2」と「3」で作成した円をグループ化して、⌘(WindowsはCtrlキー)とDを3回押して図形を3つ複製します。
- それぞれ「45°」「90°」「135°」に回転させます。
- すべての図形を選択して、「整列」から「左右中央揃え」と「上下中央揃え」をすると完成です。
- 周囲の円同士が重なるようでしたら、周囲の円をすべて選択してサイズを小さくしてみてください。または、「2」と「3」で作成した図形の距離を伸ばしてみてください。
- 「2」で「1で作成した円」よりも小さい円を描画すると過小視バージョンが作成できます。
- お好みに応じて周囲の円を増やしてください。
配布ファイル
作った画像とPowerPointファイルを以下に置きます。ご自由にお使いください(利用規約の範囲内で)。
文献情報
以下、文献情報と論文へのリンクです。
Titchener, E. B. (1901). Experimental psychology: A manual of laboratory practice, vol. I: Qualitative experiments. New York: The Macmillan Company.
https://ttu-ir.tdl.org/handle/2346/47057